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たけまさクリニック

クリニック所在地

〒153-0052
東京都目黒区祐天寺
2-15-6
TEL : 03-5768-1336

診療時間

午前 09:00-12:30
午後 15:00-18:30

休診日

水曜、土曜午後、日曜、祝日

過敏性腸症候群(IBS)とは

過敏性腸症候群

過敏性腸症候群とは、大腸・小腸に器質的な病変を認めないのに、お腹を中心とした様々な症状が現れる症候群です。

症状は、排便により改善する腹痛、目に見える腹部膨満(ガス等がたまってお腹が張る感じ)、便通異常(下痢・便秘)、放屁(おなら)が過剰にでる、排便後の残便感などがあり、かつ心理社会的ストレスによりそれらの症状が悪化する場合は、過敏性腸症候群が疑われます。

過敏性腸症候群(IBS)は、めずらしい病気か

いいえ、決してめずらしい病気ではありません。
日本人の場合は10人から5人に1人の割合で過敏性腸症候群の方が見られるとも言われるぐらいありふれた病気です。


しかし、患者さんにとって過敏性腸症候群の症状は大変つらいものです。
いつ便意が迫ってくるか気になって、集中力が低下したり、長時間降りられない交通機関を避けたり、放屁(おなら)や腹鳴(ゴロゴロ)のために周囲の目が敏感になり、自己嫌悪に陥る方もおられます。

どんな人がかかりやすい?

過敏性腸症候群は、頭脳労働者に多く、神経が細やかでデリケートな性格の方に発症しやすいと言われています。
年齢的には、20〜30歳代の若い世代に比較的多く見られます。

ところが、最近では、思春期や学童期に増加し時には登校拒否の原因になっていることや、さらには60歳以上の老年期にも増加していると言われています。

過敏性腸症候群(IBS)の原因

過敏性腸症候群の原因は、はっきりと解明されていません。現在のところは、不安や緊張などのストレスにより、腸の自律神経やホルモンの調節が不良になり、腸の運動がスムーズに行われなくなったり、腸が過敏状態になったりすると考えられています。

例えば、睡眠時や休日にはあまり症状がみられず、月曜日の朝や外出前に症状が強くなる傾向があります。

過敏性腸症候群(IBS)の治療

過敏性腸症候群は比較的長期にわたって続く病気です。まずは、お薬を使って、現状のつらい症状の緩和をすることが必要です。

それと同時に、症状に大きく影響を与えているストレスをコントロールして食生活を含めたライフスタイルを改善し、リラックスした毎日を送ることができるように努めることが大切です。